短期トレード(スキャルピング向き)のおすすめ証券会社
私もFX経験は短くはないので、これまで10社以上の証券会社を使ってきた経験を踏まえて、スキャルピング向きのおすすめ証券会社を紹介してみたいと思います。
ヒロセ通商LIONFX
通常時のスプレッドの狭さに拘るならヒロセ通商がおすすめです。
【スキャルピングOK】
セントラル短資 ウルトラFX
指標発表時のスプレッドの拡大幅が狭いので米国指標発表が多い夜に使っています
【スキャルピングOK】
・NDD直結なのでスプレッドがマイナスになる場面もあります。
マイナススプレッドになる国内業者は希少です。
主要通貨ペアスプレッド
※2016年12月度 |
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約定力 | この上ない快適さです。
約定力を売りにしているだけのことはあります。 |
最低取引数量 | 50,000通貨
→2017年2月27日から最低取引数量を10,000通貨に引き下げ |
2月27日から最低取引数量が10,000に引き下げられることによって少ない資金でもトレードプラン(ナンピン・ピラミッティング戦略)が立てやすくなりますね。
NDD方式(NoDealingDeskの略)で透明性の高い取引が可能。
国内NDD方式業者の中でもコアなスキャルパーに人気です。
スキャルピングをするなら絶対に重視するべきポイント
スキャルピング(短期トレード)をする場合に重視すべきポイントを重要度順にすると、最重要なのがスプレッド、次に約定力です。
- スプレッド
スプレッドはいわゆる証券会社に払う手数料のことで、証券会社によって出している数値が違います。
スプレッドが狭さで証券会社を選ぶトレーダーが多いため、数年前まで大手証券会社同士で熾烈な低スプレッド競争となり、今の狭い数値に収まっています。
- 約定力
注文時と決済時に表示されているレートと約定レートにズレが生じることを「約定力が悪い」、「滑る」といいます。
レートの変動が大きいときに起こりやすいのですが、短時間で少ない値幅を狙うスキャルピング手法の場合、クリックした瞬間に表示されているレートで決済できないのは致命的です。
この2点に尽きますね。
スキャルピングを禁止している証券会社が多い
また、証券会社のホームページに書いていないのであまり知られていませんが、大手証券会社のほとんどがスキャルピングのような高速取引を実質禁止にしています。
証券会社のホームページ上や会員ページに禁止と書いているわけでもなく、スキャルピングしようとすれば問題なくできるのですが、いきなり口座凍結を知らせるメールが届きます。
ネット掲示板で調べてみると凍結になったという書き込みが多いですが、凍結になるタイミングはまちまちです。
そして、「なぜスキャルピングすると口座凍結されるのか」に書きましたが、私は以前スキャルピング手法に関する本を読んで手法を試していた時期でスキャルピングが駄目だとは思わず、数秒で決済するトレードを繰り返ししていたのですが、数週間経ったころに口座凍結を知らせるメールが来ました。
スキャルピングを名指しで禁止事項にしているわけではないので、実際に経験してみないとにわかに信じられないかもしれませんが、トレード経験の長い人の間では常識です。
「じゃあトレード経験の長いスキャルピングトレーダーは凍結ばかりされてFXができなくなってしまうんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、経験が長いスキャルピングトレーダーがどの証券会社で取引しているのかというと、スキャルピングOKと口座申し込みページで明言している証券会社や、手数料は他社と比較して高いですが取引方法を規制していない証券会社を使っています。
約定力にとことん拘るなら行き着く先はNDD方式になります
細かく利益を刻むスキャルピングトレードは、レートの変動が大きくなる経済指標発表時がトレードチャンスになりやすいのですが、レートの変動が大きい場面では約定が遅れている(滑っている)ように感じることも多々あります。
多くの証券会社はインターバンクから取得したレートを元に、ユーザーに対して独自に調整したレートを配信しているので、悪く言えば不透明な部分があるんですね。
簡単に言えば「ユーザー⇔市場」ではなく「ユーザー⇔証券会社」という構図ということです。
ですので、滑りに対して「他の業者だったらこんな不利なレートで約定しなかったのでは?」という思いがつきまといます。
しかし、悪く言えば不透明と書きましたが、反面、極限まで狭いスプレッドを実現できる理由でもあります。
そういった独自レートの不透明性がどうしても嫌だという方は、NDD方式を採用している証券会社に行き着くでしょう。
NDD(NoDealingDeskの略)なら、ユーザーの注文をそのままインターバンクに流しますので、非常に透明性の高い取引ができます。
NDD方式の証券会社で取引するメリットとデメリット
メリット:インターバンク直結なので透明性が高い
デメリット:平均スプレッドが高め