GMOクリック証券の口座凍結基準は厳しいとは聞いていましたが
GMOクリック証券をメイン口座に使っている方は多いと思います。
他社と比較しても総合面でスペックが高いですからね。
私もDMMFXが凍結になってしまってからはGMOクリック証券をメイン口座として愛用していました。
しかしある日、いつものように取引ツールである“はっちゅう君”を起動し、いざトレードしようとしたところ発注パネルが真っ白になって以下のようなエラーメッセージが出現。
画像の文字が小さすぎて見にくいですが、こう書いてあります。
【新規】新規注文規制がかかっているため、現在お客様からの新規注文はお受けできません。詳細はお客様へのお知らせよりご確認ください。
秒スキャ(秒単位で決済するトレード)をすると、DMMFXと同じようにすぐに口座凍結になると聞いていたので1分以上は保有するように気をつけてはいましたが、1分は最低保有するこの「分スキャ」を続けて1ヶ月くらい経ったころでしょうか、凍結を意味する上記画像の状態になりました。
警告ありパターンと無しパターンがあるらしい
私はなんの前触れもなくいきなり口座凍結状態になりましたが、私の友人は警告メールが来たそうです。
友人の方が私よりも超短期の秒スキャトレーダーなのに、そっちは警告ありで猶予を与えたのに私には一発凍結という処理に対し、どんな基準で判断しているのか疑問でしたし、不満が残ったのでGMOクリック証券のサポート電話に問い合わせをしました。
ちなみに警告メールに書いてある対象行為を辞めないとすぐに凍結になるとのこと。
サッカーで例えればイエローカードの状態ですが、警告メールが来ている時点で監視対象ユーザーに入っているようです。
電話で聞きましたが意味がありませんでした
GMOクリック証券のサポートに電話し、経緯と凍結理由について聞いてみましたが、「当社規定により〜」という回答でした。
もしスキャルピングといった短期トレードが凍結理由の場合、短期トレードの定義は何秒以内の取引きになるのかという質問もしましたが、「取引手法については特別規制していません」という回答だけで、取り付く島もないという印象でした。
私はDMMFXでも同じ経験をしているので凍結解除は無理だろうとダメ元で電話したのですが、やはりというか、DMMFXと同じで定型文な感じの回答でした。
いかなるケースでも「当社規定のルールで」という一点張り、凍結処理をされたらそれはレッドカード。退場(復活はない)を意味していると思っていいでしょう。
GMOクリック証券に限りませんが、証券会社は以下のような取引きの疑いがある場合を口座凍結理由としてあげています。
- ツールを使った自動売買
- ネットワークサーバーへの過負荷
私が凍結になったケースは、まず自動売買は身に覚えがないのでスルーですが、スキャルピングがネットワークサーバーへの過負荷に該当していたと解釈できそうです。 取引手法について制限はしないという言い方はしているものの、結局はスキャルピングトレードが凍結理由だったと思います。
【取引きに違反が無いケース】口座を放置している場合
証券口座は取引きをせずに放置している場合(GMOクリック証券ですと2年くらいだったと思います)口座がロックされます。ロック状態になる前に連絡先として登録しているメールアドレスの方に報告の連絡が来ますが、それでも放置すると凍結と同じ処理になります。
期間をおいて再度申し込んでも却下されます
そして、これもGMOクリック証券に限らない証券会社のルールのようですが、一度違反で凍結になった名義ではもう口座開設ができないようです。
私はGMOクリック証券とDMMFXで口座凍結になってから、1年後と2年後あたりに再度口座開設申し込みしましたが、いずれも却下されました。
これはFX経験者の間では常識で、ネット掲示板などを見ても同じような書き込みが多いです。
つまり、口座はとても大事なものということです。
DMMFXとGMOクリック証券は国内業者のなかでもトップ2と言っていいほど利用者が多く、スペックの高い証券会社です。
私のように両方口座凍結になってしまったら手遅れですが、もし両方生きているか片方だけ凍結になっている状態なら、取引手法によって証券会社を分けて使うようにしてください。
デイトレード用にはDMMFXかGMOクリック証券。
スキャルピング用にはスキャルピングOKを公言している業社と、取引手法によって使い分けると良いでしょう。
ヒロセ通商はスキャルピングOKを公言
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