記入した内容について確認をするための電話はくるのか
FXをするために必要な証券口座。
この口座を開設するためには公式サイトにある申し込みページに
必要事項を記入しますが、基本情報の他に職場の連絡先や
年収・資産なども記入する必要があります。
ここに記入した内容について、電話などで確認されることはあるのか・証明する
必要があるのかですが、資産などは基本的に自己申告なので、電話などで確認される
ことはありませんし、なにかかしらの書類提出を求められることもありません。
では、なぜ自己申告でOKなのに情報を記入する必要があるのか。
それは、証券会社は金融庁の監督下にあることが理由としてあり、
「本人であることの確認」「余裕資産でやることの確認」を金融庁から指導されています。
証券会社がルールを作っているのではなく、金融庁が義務とする項目を
ユーザーに尋ねる必要があるので、証券会社はそれに従っているだけ。
ということのようです。
証券会社は数多くありますが、口座開設申し込みページの記入項目が
判を押したように全部同じなのはこれが理由なんですね。
本人を証明する必要がある理由
数年前、マネーロンダリング(脱税)を目的とした借名口座の使用が横行し、
これを防ぐために本人確認が厳重になりました。
現在、口座開設時にはマイナンバーの提出が必須になったので
名義を偽ることはできなくなりました。
それと、もう一つの理由として、追証(損失が預け金を上回った状態)になったときに、
訴訟で証券会社側が不利にならないように という理由もあるようです。
「勤務先」に記入した連絡先に電話は来るのか
基本的にすべての連絡や通知はメールで来ます。
勤務先を記入することに躊躇される方も少なくないと思いますが、
証券会社から借金をするわけではないので、サラ金や信販会社の
審査のような在籍確認の電話はありません。
急を要する連絡、例えば追証(証券会社に借金をしている状態)が
発生しているような状態にのみ、電話で連絡をするようです。
年収や資産の確認はない
年収と資産は、おおまかに「○○万円以上」と選択項目から選ぶ形で入力します。
ここに記入する金額については、
証券会社側からなんらかの証拠を求められることはありません。
ここに記入された金額をもとに、FXができる余裕資産があるかを判断して審査結果が出ます。
ちなみに、資産に記入するのは「金融資産」です。
現金・預貯金や、株式、国債、社債等などの有価証券の事です。
有価証券は評価額が資産に当たります。
家やマンション等の不動産は現物資産なので金融資産にはなりません。
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