ヒロセ通商LIONFXの口座開設手順と特徴
ヒロセ通商の特徴
ほとんどの証券会社がスキャルピング取引をNG規制している中
スキャルピングOKを公言しているという点がヒロセ通商の大きな魅力です。
重要指標発表時などは滑りが発生しますが通常時の約定力は高いです
メジャー通貨ペアはもちろんマイナーな通貨ペアも網羅しています
FX経験者しか知らないことだと思いますが、秒単位で決済をするスキャルピングを繰り返していると口座を凍結されます。
公式サイトにはスキャルピング禁止という記述が無い業者がほとんどですが、口座を凍結されたという事例が多いです。
スキャルピングOKを公言しているヒロセ通商は貴重な存在。
スキャルパーに愛用されている証券会社です。
トレードスタイルがスキャルピングの方はもちろんですが、今はまだどんなスタイルでトレードするか決まっていないという方も口座開設しておくと良いでしょう。
デイトレ用とスキャルピング用の口座は使い分けた方が安全です
口座開設にかかる時間は最短申し込みの翌日
ヒロセ通商LIONFX 口座開設までの流れ・必要なもの
口座開設には、いくつかの同意項目と必要項目記入に加えて本人確認書類の提出が必要です。
マイナンバーや免許証、保険証が手元にあるなら携帯のカメラで撮影してすぐにメール送信するか申し込みページから画像をアップロードすることができますので、平日なら最短で翌日から取引が可能になります。(※郵送の場合は口座開設完了までに数日かかります)
マイナンバーは通知書(制度が始まった時に送られてきたもの)でも問題ありません。
マイナンバーの通知書すらどこにいったかわからない場合は、住民票を「マイナンバー記載有り」で取得したものを添付するか郵送すればOKです。
審査基準について
ヒロセ通商の審査基準も他社と同じで「余裕資金があるか」と「投資としてやるのか」が重視されると思います。
口座開設申込の入力項目に「投資目的」がありますが、ギャンブル的な取引をしたいという意味をはらむ下段の2項目は避けておくべきでしょう。
↓申し込みページから該当箇所をキャプチャーした画像です↓
証券会社側は、FXを投機(ギャンブル)として捉えている人を排除したいようなので、そういった人を審査の段階でふるい落としているということです。
審査基準要約
- 20歳未満はNG
- 余裕資金があること
- FXを投機ではなく投資として理解していること
他社と同様、ヒロセ通商も審査基準は公開されていないので私の経験談・ネット上の情報をまとめたものになりますが、これから口座開設される方は参考程度にお役立てください。
ヒロセ通商LIONFXがおすすめな人
7時〜9時あたりの朝や重要指標発表時はスプレッドが大きく開きます。
(手数料が増えるという意味です)
これはヒロセ通商に限らず他の証券会社も同じですが、ヒロセ通商は特に大きく開きますし元のスプレッド値に戻るのも他社に比べて遅いです。
早朝にトレードするヘビーユーザーはなかなかいないと思いますが、もし朝にトレードしたいとお考えであれば注意が必要です。
重複になりますが、なにをおいてもスキャルピングOKというところが魅力。
スキャルピングをすると口座凍結になってしまう業者が多いので、デイトレ用は他社の証券口座、スキャルピング用はヒロセ と、使い分けることをおすすめします。
【補足】実際に口座開設してみました
私は既にヒロセ通商の口座を持っていますので、妻が口座開設をしてみました。
一個人の例なので「これで口座開設できる」というアドバイスにはならないかもしれませんが、実際にどんな記入をしたのか、順を追って解説していきたいと思います。
口座開設申し込みページの記入事項
@同意・承諾事項
まずは、様々な確認・承諾を促されます。
すべてにチェックを入れないと次に進めないのでクリックしてチェックを入れます。
次に、米国への納税義務がないか確認項目がありますが妻は米国とは縁もゆかりもないので「いいえ」にチェックを入れて次へ進みます。
A基本情報の記入
名前や住所を記入しますが、ここで注意してほしいポイントがひとつ。
「住所は本人確認書類とまったく同じ」にしてください。
審査落ちするわけではありませんが、確認書類と違う場合は保留状態になってしまって口座開設完了まで余計な日にちがかかってしまいます。
B勤務先情報
私の妻は専業主婦なので職業は「主婦・主夫」を選択しました。
C資産状況について
「主な収入源」は専業主婦なので「世帯主の収入」を選択しました。
「年収」は「50万円未満」
「保有金融資産」は「500万円以上1000万円以下」
「当初投下予定資金」は「10万円以下」
D投資経験の有無
株とFXの経験が2年くらいあるので「1年-2年未満」を選択しました。
E投資目的について
投資目的は「短期的な売買により売買差益を得たい」を選択。
F本人確認書類
申し込みページで本人確認書類をアップロードすることができます。
免許証とマイナンバー通知カードの写真をスマホカメラで撮影してその場でアップロードしました。
【関連ページ】マイナンバーがわからない、通知書もなくしてしまった場合
申し込みページの記入が終わると受付完了のメールが来ます。
そして審査が終わったタイミングにもメールが来ます。
今回申込んだのが1月25日、審査完了のメールが来たのが翌日。
他社と比較して、審査完了までにかかる日数は最短でした。
数日後、ユーザーページへのログインIDとパスワードが記載された封筒が届きました。
開封すると、中には取引ガイドやツールの使い方などが書かれた冊子が何枚か入っています。
これがメインとなる会員証。
ユーザーIDとパスワードが書かれた紙です。
これで晴れてヒロセ通商の口座を開設することができました。
審査に通る通らないは業者のみぞ知るところですが、収入なしの専業主婦でも口座開設できるという一例として参考になればと思います。
ログインから取引ツールのインストール
次は実際にログインして取引するまでを解説してみたいと思います。
公式サイトのログインページに進むとパソコン版とスマホ版のツールダウンロードページが開きます。
トレード環境はパソコンなのでまずは「.NET版 LIONFX」をダウンロードしてみます。
まずはPC版。スマホ版は後述します。
下記のような警告が出ますが保存で続行。
するとインストール処理が始まります。
インストール処理が完了するとログイン画面が開きます。
会員証に記載されたユーザーIDとパスワードをここに記入します。
取引ツールが起動しました。
証拠金を入金すればすぐにトレードを開始できる状態になりました。
ツールを最初起動させた状態では以下のパネルが表示されています。
レートパネル、注文一覧、ポジション一覧、レート一覧、ポジション集計
この状態でもトレードをすることはできますが、表示させたいものを追加することもできますし、レイアウトも保存することができます。
レイアウトの保存とは、次回ツールを起動したときに前回保存した表示位置や大きさで起動するということです。
他社の取引ツールと比較して便利だと思う機能
- クイック注文パネルが独立している(サイズも複数ある)
なにより便利なのがクイック注文パネルが独立しているところ。
この機能はヒロセ通商だけが提供している物ではありませんが、サイズが複数あるのはヒロセ通商だけです。
下記画像で説明すると、左上にあるのがメイン取引ツール画面ですが、右側に3つあるのがクイック注文パネルです。
取引ツール画面上でしか注文パネルを移動させることができない証券会社が多いなか、この取引ツールはクイック注文パネルを移動して使うことができます。
わざわざ特筆することでもないと思われるかもしれませんが、リアルトレードをするならこの機能は必要不可欠な機能だと思います。
私を含め、FXトレーダーの多くはチャートソフトのMT4で複数通貨を監視しながらトレードしますが、クイック注文パネルを移動させられると以下画像のような環境でトレードすることができるんですね。
(MT4上にクイック注文パネルを3つ、通貨ペアごとに表示させるといったことができます)
FXは1秒を争う場面が多いですから、トレード環境をいかに快適にできるかが重要だったりします。 ユーザーの声を取り入れてアップデートを続けてくれている点は評価できるポイントです。
- ポジションロック機能
今月(2017年2月)から新たに追加された機能がポジションロック機能。
どんな機能かというと、「同通貨ペアを別々に決済できる」というもの。
例えばドル円でトレードする場合、長期では5万通貨ロングしたいんだけど短期では10万通貨ロングしたいという場面があったとします。
この場合、これまではメインツール画面から個別に決済する必要があったのですが、ポジションロック機能を使えばこんな面倒な思いをすることがありません。
「間違って、ワンクリック決済してしまった!」
「決済しようと思っていたポジションと、決済したくないポジションを間違えて決済してしまった」
そんな誤発注を防ぐこともできます。
まとめ
ヒロセ通商の口座開設をする場合の手順、審査で重視されるポイント、ツールの解説を長々としてきましたが、要点をまとめると、
口座開設の審査で重視されるポイントは以下の3つ
20歳未満はNG
余裕資金があること
FXを投機ではなく投資として理解していること
他社と比較して審査結果が出るのが最速
申し込みが完了してから審査の回答が来るまで1日(翌日に来ました)は最速です。
ツールの快適さ・便利さはトップクラス
.NET版LIONFXは、トレードする際に便利な機能、かゆいところに手が届く「現場思考の機能」が多いです。
スキャルピングOKを公言している数少ない証券会社ですから、スキャルピングをする予定なら迷わず開設しておく業者だと思います。
口座開設にかかる時間は最短申し込みの翌日
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