最初の段階だからこそ「損をしない業者」を選ぶべきです
最初に業者を選ぶ際、みなさんはなにを基準にして選びますか?
「しっかり業者のスペックを比較して選ぶ」という堅実派な方もいれば「人気みたいだから」となんとなく決めてしまう方もいらっしゃるでしょう。
証券会社の口座は開設にお金がかかるわけではないですから「なんとなく」で選んでも問題ないのですが、最初の段階でどんなトレードをしていくのかを決めておけば無駄な損を回避することができます。
無駄な損とは
業者を比較して見比べたとき、どこも大きな差はないように感じるかもしれませんが、例えばスプレッドが0.1違うだけでも積み重なると無視できない差になります。
例えば1日に10回、1万通貨でトレードした場合
FXは土日が休みなので20営業日で計算すると2000円の損になります。
年間でみると24000円に膨らんでしまいますから、1万通貨で取引するスケールで考えると無視できない金額だと思います。
1回のトレードでは10円の差ですが、年間だと240pips分に差が膨らんでしまうわけです。
単純計算で10万通貨だと25万円、100万通貨だと250万円も差が出るのですから大きいですよね。
貰える利息スワップのポイントはしっかり調べて比較する方が多いのですが、損をする方は軽視して比較せずに選んでしまう方が少なくありません。
チリツモで大きな損になってしてしまうスプレッド。
しっかり比較して選ぶようにしましょう。
トレードスタイルを決めることで重視すべきポイントが明確になります
FX初心者の方は、とりあえずトレードしてみて自分に合ったスタイルを見出していこうと考えている方が多いと思います。
まだ実際にトレードしていないのですから当然といえば当然だと思います。
しかし、上の項で書いた通り、スプレッドひとつに注目してみてもそれぞれの証券会社で差があります。
スプレッド以外にもトレードスタイルによっては損をしてしまうポイントがありますので、それぞれしっかり比較するべきです。
- 短時間で何度もトレードをするスタイルの場合に重視すべきポイント
- 1つのポジションを長期間保有するトレードの場合に重視すべきポイント
それぞれについてまとめてみましたので参考にしてみてください。
短時間で何度もトレードをするスキャルピングの場合
スキャルピングの場合に重視すべきポイントを優先度順にすると↓
- スプレッドの狭さ
- 約定力
- キャッシュバックキャンペーン
前述した通り、スプレッドが0.1違うだけで長い目で見れば損が積もりますが、1日に何十回何百回とトレードをするならその差はすごいことになってしまいます。
スキャルピングトレードをするなら少しでもスプレッド幅が狭い業者を選択するべきでしょう。
約定力が弱いと値動きが早い場面でトレードをすると、クリックした瞬間に表示されているレートよりも悪いレートで約定してしまいます。
「滑り」と言われることが多いです。
ポジションの注文をしたときと決済するとき両方で滑りが発生すると大きな損になってしまいます。
業者によっては毎月のようにキャッシュバックキャンペーンを開催しています。
キャッシュバックとは、業者が定める数量の取引をすればお金をもらえるというもの。
参加は無料、条件を満たした人全員がもらえます。
スキャルピングは取引回数が多くなりますから条件をクリアしやすいです。
現金だけでなく、食品や家電などもあったり各社いろいろなキャンペーンをやっていますから、それぞれのキャッシュバック内容やクリア条件で比較するのも良いでしょう。
1つのポジションを長期間保有するトレードの場合
長期保有する場合に重視すべきポイントを優先度順にすると↓
- スワップポイント
金利の利益を得たい場合はスワップポイントの高い業者を選ぶべきです。
また、高金利通貨を扱っていない業者もありますから、様々な業者の通貨ペアとスワップポイントを比較して選ぶべきでしょう。
業者選びをする際、ネットや雑誌、口コミ評判などを参考に業者を選ぶと思いますが、曖昧な判断で業者を選ぶと後々損をしてしまいます。
損をしないために、まずはどんなトレードスタイルを軸にFXをしていくのかを決めて、それにマッチした業者を選ぶようにしましょう。
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経済指標発表時や早朝はスプレッドの拡大幅が大きいです。
経済指標発表スケジュールや時間(取引ツールで確認できます)を毎日チェックしてその時間にはトレードしないようにできる方にはおすすめです。
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スキャルピングはNGなので注意が必要ですが、デイトレード以上のトレードスタイルならおすすめです。
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