口座開設の審査のときに確認などの電話連絡はあるのか
FX用口座開設の申し込みをした後、ほとんどの証券会社は電話はしてきません。
基本的に、すべての連絡は申し込み時に記入したメールアドレスに届きます。
「審査の受け付け完了」、「審査の結果」、「会員ID等の発送通知」、「キャンペーン告知やシステムメンテナンス等の連絡」など、すべてがメールで届きます。
自宅や会社に電話があるのは、やましいことがないとしても煩わしいものですよね。
私も当初心配していましたが、10社以上のFX用証券口座を開設してきたなかで、電話がかかってきたのは唯一セントラル短資を除いてありません。
唯一、審査段階で電話が来たセントラル短資について
セントラル短資の口座開設申し込みが完了して次の日、電話が来ました。
電話の内容は、FXをすることによるリスクの確認やシステム障害の場合でも会社側は一切の保証をしないといった承諾を求めるものです。
これは口座開設申し込みページで確認必須となっているファイルにも同じことが書かれていますが、まちがいなく通達したという証拠でも要るのかわかりませんが、各項目をあちらが言ってそれに返事をするという流れが10項目ほど続きます。
時間にして3分くらい。
電話が来たのはその一度だけで、それ以降は来ません。
勤務先への在籍確認電話も来ないのか
口座開設申し込みの際、勤務先や勤務先電話番号を記入する必要があるので不安な方も多いと思いますが、勤務先への確認電話が来たことがありません。
なぜ来たことがないと断言できるのかというと、友人がやっている小さな会社に勤めているので、私宛になにか連絡が来るとすぐにわかるからです。
会社にかかってくる電話はほぼ私が受けるので全部わかるんですね。
大きな企業に勤めている場合は心配かもしれませんが、そもそもFX用証券口座の審査は信販系クレジットカードの審査とは違います。
お金を借りるわけではないので、在籍確認などといった厳しい審査はされません。
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なぜ勤務先の電話番号が必要なのか
私は証券会社の関係者でもないので確実なソースではありませんが、
緊急時の連絡先として使われます。
緊急時とは、追証が発生している状態で放置した場合。
証券会社に借金をしている状態のことです。
基本的には、追証になる前にユーザーの資金を守るために
強制ロスカットされるようになっているので借金になることはないのですが、
予想できない通貨価値の変動(天変地異や金融ショックなど)が起こった
場合は一瞬でレートが変動しますので、強制ロスカットが間に合いません。
こうなるとユーザーが預け入れている以上の損失が発生するので、
不足している分の金額を証券会社に支払う必要があります。
これは口座開設申し込み時に確認必須になっている規約に書いてあります。
まとめ
FX用証券口座開設の審査時には、電話連絡は来ません。
自宅にも勤務先にもです。
連絡はすべてメールで来るもので、追証が発生している状態にもかかわらず放置・無視していると電話が来ます。
「電話は緊急時の連絡用として使われるもの」です。